2012年5月8日火曜日

急増する謎の【足裏痛】その意外な原因 徹底解明&改善スペシャル | 番組内容 | コミコミクリニック みんなの家庭の医学


 

<症例>
※専門医の指導のもと実際の症例を参考に構成しています 

H・Uさん(46歳・女性)

営業部に勤務。
20年以上ハイヒールを履いているためか
足が痛むことが増え、
帰宅時には指の付け根に
痺れるような痛みがある。

 

H・Uさんの足は、この時すでに「かくれ扁平足」になっていたのです!

 

足の痛み対策としてH・Uさんが行なったのは…
●運動靴など、足に負担のかからない靴に代える
●幅の広い運動靴を履き、なるべく足をしめつけないよう靴紐をゆるめに結ぶ
●なるべくサンダルを履く

歩くだけでも辛かった指の痛みは一気に軽減。
極力、足に楽な履物を履くことで、すっかり足のトラブルを解消した気分になっていました。

 

 

症状①骨に響く様に痛む
しかし、痛み対策を始めてから3年後。
なぜか再び足に痛みを感じるように。

 


不安うつ病のハーブ
 

症状②歩くと足裏全体が張る様に痛む
サンダル履きの時でさえ、歩くだけで足の裏全体が張るような痛みが湧き上がってくるように

そしてついに悲劇が。買い物帰りに階段を昇り始めた時、突然、膝の内側に猛烈な痛みが走ったのです!

 

 

これは、H・Uさんと同じ病に陥った女性の膝のMRI画像。
健康な方と比べると、膝の骨と骨の隙間が狭く、骨の表面を覆っている軟骨がすり減った状態に。

H・Uさんは若くして、
膝関節をボロボロにしてしまったのです。


病名:変形性膝関節症 

 

加齢に伴う筋力低下や肥満が原因で、膝の関節でクッションの役割を果たしている軟骨がすり減ることで膝に痛みが生じる病。

最悪の場合、歩行困難になることも。
国内の患者数は、約1000万人。
60代以上に多く、国民病ともいうべき病。

 

しかし、H・Uさんは50代前半という若さで発症。その最大の原因こそ…


彼女がしていた「間違った靴の履き方」!

 

20年以上の長きに渡り、ハイヒールを履き続けたこと

 


首になる背中上部の痛み鋭い痛み
 

足のアーチは後脛骨筋によって引き上げられていますが、ハイヒールを履くとつま先立ちの状態になり、後脛骨筋を使わなくても足裏の筋膜がアーチを支えてしまうのです。


H・Uさんはハイヒールを長期間履き続けた事で後脛骨筋が使われず、筋力が低下。
歩くたびにアーチが崩れる「かくれ扁平足」になっていました。

 

「かくれ扁平足」の人が、ひもをゆるめにした靴を履いたり、サンダルを長く履いてしまうこと

 

 

アーチが崩れ始めた状態でアーチ部分がホールドされていないと、さらにアーチは崩れ、かくれ扁平足は本当の扁平足へ移行。


足のアーチが崩れると、歩く時に足自体が横によじれ膝への横揺れが増し、その衝撃で軟骨がこすれ合うことに。H・Uさんも膝軟骨がすり減り、若くして変形性膝関節症になってしまったと考えられます。

かくれ扁平足の人は、歩く時、膝にどれくらいの衝撃がかかっているのか?
膝にかかる衝撃度を測定できるセンサーを付け、調べてみると…


実験に協力いただいた体重45キロのかくれ扁平足の女性にかかる横方向への衝撃は
体重のおよそ2倍!実に90キロ近くもの負担が膝にかかっていたのです。


【名医が解説!】かくれ扁平足を食い止めるには?
膝関節症になると、すり減ったひざの軟骨は元に戻せません。
そのため、早期にかくれ扁平足を見つけて膝への負担を減らすことが大切です。

 


長時間座っている腰痛を悪化させる
 

足のアーチを保つには、しっかりと【足の腰】の部分を
ホールドさせること。
こうすることで、足のアーチは正しく矯正されます。


紐靴の場合、紐をきっちり絞めるようにしましょう。


実は、足のアーチが崩れかけている人も、崩れてしまった人も、
予防・改善できる簡単な方法があるのです!

重要キーワード③ かくれ扁平足を予防・改善する【ながら筋トレ】

ご協力頂いたのは、かくれ扁平足が原因の足裏の痛みに悩まされてきたという今井さん(63歳・女性)。

 

 

足を見せて頂くと、土踏まずはしっかりあり、
扁平足には見えません。

しかし、歩き方をチェックしてみると、
やはり「ペタペタ歩き」でした。


歩き方で大切なのは「重心移動」。
そこで、重心移動を計測してみると…

 


健康な足と比べると、右足は近い動きになっているものの、左足はかかとからの重心移動が直線的に。これは、歩く時に土踏まずが潰れているため、重心が外側にいかず、内側に寄ってしまっているから。

そんな今井さんに挑戦頂くのは…


かくれ扁平足を改善!足のアーチを復活させる!【ながら筋トレ

 

改善したかを判断するポイントは…歩行時の重心移動
毎日欠かさず1ヶ月間実践して頂きました。

 

1ヶ月のながら筋トレでどう変わったのか? 


 

長く歩いた時に感じていた足の裏の痛みが、
改善されたといいます。

歩行時の重心移動を開始前と比べてみると、
重心が土踏まずに寄り、
直線的だったラインが理想的な弧を描くように!

 

 

土踏まずを以前と比べてみると、
ややアーチの幅も広がったよう。


ながら筋トレの効果がしっかりあったようです!


かくれ扁平足を予防・改善する【ながら筋トレ】の詳しいやり方は、携帯サイトでご紹介しています。

かくれ扁平足の解決法



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